オープンカーのソフトトップってなに?
前回、オープンカーのキャンバストップについてご紹介しました。
今回は、もう1種類のオープンカーのソフトトップについてご紹介します。
▼ソフトトップとは
特殊なゴム張りのキャンバスやビニールレザーなどによる折りたたみ式の屋根のことです。カブリオレやコンバーチブルなどに使われます。
■ソフトトップの種類
ソフトトップ車の幌には、ビニール製とアクリル製の2種類があります。
布製も多く、レザー生地やキャンバス地などがあります。
アクリル製の生地は、高級感があって低温で硬くなりにくいですが、生地同士の摩擦が生じやすい傾向があります。
ビニール製の生地は摩擦には強いですが、低温時に硬くなり劣化すると生地に割れが生じやすい傾向があります。
■ソフトトップのメリット
一番は車が軽くなることです。軽くなるので、取り回しの面でも優れてます。必要なときにいつでも着脱が可能で、着脱時にかかる負担が少ないので、力に自信がない方でも取扱が簡単です。
■ソフトトップのデメリット
劣化がしやすいのが難点です。時間が経過し、寿命がきたら屋根を交換する必要があるので、コストがかかってしまいます。また、屋根をつけたままスピードを出して走行すると、バタバタと音がするのでその音が気になることもあります。オープンカーのソフトトップ(幌)の寿命は、素材や手入れの仕方、車の保管方法などで変わりますが、5~10年程度といわれています。
■ソフトトップの劣化の原因
オープンカーの幌を劣化させる原因の一つが、紫外線や雨、風です。
車を屋外に置いていて紫外線に当たっていると、色褪せを起こす可能性があります。
水も天敵で、水に濡れたままにしておくと、生地が縮んだり劣化したりします。
幌のつなぎ目あたりにあるウェザーストリップというゴム部品が劣化などによって硬化や変形を起こすと、雨漏りの恐れがあります。
車内への水の侵入は、カビの発生や金属部分の錆の発生にもつながるので要注意です。
オープンカーは、可能であれば屋根のある風の通しの良い場所に保管するのがベストです。
紫外線や雨風の影響の大きい屋外に保管する場合は、ボディカバーをかけるなどして保護しておくのがおすすめです。もちろん事前によく乾かしておきましょう。
▼まとめ
ソフトトップは、特殊なゴム張りのキャンバスやビニールレザーなどによる折りたたみ式の屋根のことで、ビニール製とアクリル製の2種類があります。軽くなるので、取り回しの面でも優れてますが、劣化がしやすいのが難点です。寿命は5~10年程度と言われてます。
ソフトトップ(幌)のメンテナンス次第で、車の外装の見え方も変わります。
ソフトトップ(幌)のクリーニングをDETAIL WORKSではおこなっております。
お客様の車の状態に応じて適切なお見積りを提示いたしますので、一度、ご連絡いただければと思います。
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